せんだい短編戯曲賞とは
せんだい演劇工房10-BOXでは、劇都仙台事業の拠点として、2002年の開設当初から公演事業やワークショップ、アウトリーチ活動を行ってきました。「試しながらじっくり演劇を創る空間」として、また仙台の演劇芸術の発信と交流の場として、多くの演劇事業を実施してきた中で、2012年度からは「せんだい短編戯曲賞」を実施しています。
この戯曲賞は一過性の懸賞制度に留まらず、多くの演劇の基盤ともいえる高校演劇の大会などをはじめ、さまざまな機会に上演しやすいコンパクトで、しかも優れた戯曲が集まることを目指して設立しました。特徴として、「短編であること」「日本各地の制作者/プロデューサーが選考すること」「最終候補作の10作品程度がまとめられ冊子になること」の3つが挙げられます。この戯曲賞によって、優れた作品や劇作家が制作者/プロデューサーと出会い、さらに活字となって、多くの劇団や演出家と出会い、上演の機会を得るきっかけになることを目指しています。
【3つのポイント】
1.短編であること
2.日本各地の制作者/プロデューサーが選考すること
3.最終候補作品が1冊の戯曲集になること
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※詳細は各年度によって変更になる場合がございます。ご応募の際には最新の募集要項をご確認ください。
これまでの選考委員
● 岩﨑きえ (広島/舞台芸術制作室 無色透明)
● 相内唯史 (大阪/インディペンデントシアター)
● 岡田康之 (新潟/りゅーとぴあ)
● 木元太郎 (東京/こまばアゴラ劇場)
● 小室明子 (札幌/NPO法人コンカリーニョ)
● 斎藤ちず (札幌/NPO法人コンカリーニョ)
● 澤藤歩 (神奈川/KAAT神奈川芸術劇場)
● 竹下士敦 (神戸/神戸アートビレッジセンター)
● 鳥井由美子(那覇/わが街の小劇場)
● 萩原麗子 (京都/京都芸術センター)
● 平松隆之 (名古屋/うりんこ劇場)
● 藤谷真由美(札幌/NPO法人コンカリーニョ)
● 山本清文 (新居浜/あかがねミュージアム)
● 吉川剛史(愛知/穂の国とよはし芸術劇場PLAT)
* 第9回まで/敬称略/所属は選考委員就任当時